5月に入って市役所や企業では、軽装で夏場の冷房を抑える「クールビズ」が始まっています。服装だけでなく壁面緑化でより効果的にクールビズ運動を進めようとという動きも盛んになってきました。総社市役所では、緑のカーテン作りをめざしてゴーヤの植え付けが行われました。
総社市では、夏の冷房温度を28度とするクールビズ運動をより効果的に進めようと、平成20年から市庁舎の壁面緑化、いわゆるゴーヤによる緑のカーテン作りに取り組んでいます。今年は、市庁舎東壁面に12メートル、南壁面に44メートルの緑のカーテンを張り巡らそうと67株の苗を新採用の職員7人で植えつけていきました。ゴーヤによる壁面緑化には、単に冷房費の削減だけでなく、視覚的な癒やし効果もあります。また、夏バテ防止に効果があるといわれる実は、一般市民に配られるほか学校給食にも使われます。【インタービュー】総社市役所環境課 中田暢彦主幹
植えられたゴーヤの苗は、高さ9メートルの緑のカーテンに成長し、7月中旬には収穫できます。




