モデルを使ってヌードなどの人物画を描く絵画グループ「むくの会」の作品展が、倉敷市立美術館で始まりました。
年1回開催している「むくの会」の作品展は、発表者の個性をより引き出すスタイルに変えようと、今年からメンバー17人のうち4人の作品を中心に披露することにしました。広島県の八木哲夫さんの作品は、人物をやさしくとらえたやわらかいタッチが特徴。岡山市の伊藤直美さんは、咲き終わりのヒマワリと東日本大震災の被災地をコラージュさせて、未来に向かって歩みを進める気持ちを表現しました。倉敷市の高橋巌さんは、女性のヌード画など、シルエットを個性的にとらえた作品。和気町の近藤隆さんは、里山の風景を、叙情的に描いています。また、4人以外のメンバーが描いたヌード画なども展示されています。「むくの会」の作品展は、13日まで、開かれています。




