倉敷市真備町下二万の真言宗のお寺「金峯寺」で春の大祭が開かれ、柴燈大護摩供養が営まれました。
二万のお薬師さんで知られる金峯寺の春の大祭は、平成3年から毎年、桜の時期に合わせて開催されている恒例行事です。20回目を数える今年の大祭も満開の桜の下で、青山光忍住職を導師に柴燈大護摩供養が営まれました。神事のあと、護摩壇に火が入れられると般若心経が唱えられる中、赤々と燃える護摩壇に願い事が書かれた護摩木が投げ入れられ、家内安全・五穀豊穣・無病息災を祈りました。護摩供養のあとは、火渡りが行われ、護摩壇を崩して作った火床の上を素足で歩きました。火渡りは、物事を実践する際の
一歩踏み出す勇気と決意を表すとされており、子どもからお年寄りまで約50人が挑戦しました。また、お寺では、500食分のうどんなどが振る舞われにぎわいました。




