倉敷市阿知の「ギャラリーしをり」で音楽を趣味にもつ備前焼作家四人のグループ展が開かれています。
「旋律」備前四人展と名づけられたグループ展は、竹内靖之さん、ジョン・トーマス・ウェルズさん、榊原啓司さん、森和彦さんの四人の備前焼作家によるものです。四人は、作陶の傍ら音楽という共通の趣味をもち、「ビゼン・ブルース・バンド」の名前で演奏活動を行っている仲間です。竹内靖之さんは、人間国宝 山本陶秀さんに、備前に住んで20年のアメリカ人ジョンさんは、古備前の金重道明さん。榊原啓司さんは、伊勢﨑淳さんに、それぞれ師事、森和彦さんは、父親の森陶山さんのもとで作陶を始めるなど同じ備前焼でも系統の異なる作風で個性あふれる作品が展示されています。
【インタビュー】備前焼作家ジョン・T・ウェルズさん
備前四人展は、4月22日(日)まで「ギャラリーしをり」で開かれています。なお、14日・15日は四人による「ビゼン・ブルース・バンド」の演奏会もあります。備前焼の作品と音楽とのコラボレーションもお楽しみください。




