「倉敷観光コンベンションビューロー」が、4月1日付で、公益社団法人に移行しました。同じ日には、公式観光サイトも一本化され、倉敷市の観光振興に一層力が入ります。
倉敷観光コンベンションビューローは、昭和49年、市内観光3団体の合併により設立された倉敷市観光協会が前身です。平成15年に、倉敷コンベンションビューローと統合。平成17年には、真備町観光協会と合併しました。公益社団法人への移行は、国の法改正に合わせて準備を進め、今年3月19日付で、岡山県知事から移行の認定を受けました。岡山県内にあるおよそ50の観光団体では、認定第1号です。公益社団法人は、行政からのお墨付きを背景に、社会的信用力が高くなるメリットがあります。そのため、市民からの協力や援助が受けやすくなるほか、税制上の優遇措置も与えられます。一方、収支決算や事業内容を一般に公開するなど、より一層、団体運営の透明性も求められます。また、4月1日から、倉敷市の公式観光サイトがリニューアルされました。これまで、倉敷市とビューローがそれぞれ情報発信していたものを一本化。体験プランやグルメ情報などもふんだんに盛り込んだ便利な観光サイトに生まれ変わりました。倉敷市中心部では、アウトレットモールや林源十郎商店のオープンなど、前向きな話題が続いていて、ビューローでは、公益社団法人移行とともに、観光客誘致に一層力が入ります。




