タケノコの産地倉敷市真備町では、４日から、「朝掘りタケノコ」の販売が始まりました。
土の割れ目からわずかに頭をのぞかせたタケノコを「ツキ」と呼ばれる専用の道具で掘り出すのは、倉敷市シルバー人材センター真備支所のメンバー６人です。真備のシルバー人材センターでは、県内三大巨石古墳のひとつ「箭田大塚古墳」に広がる約６０アールの竹林整備を請け負っています。毎年、タケノコが生える時期になると竹林整備の一環でタケノコを収穫し、「朝掘りタケノコ」として即売しています。今年は、早いところでは、正月過ぎからタケノコが採れた竹林もあり、去年より６日早い初掘りとなりました。しかし、このところの低温の影響からか、朝掘り初日は、タケノコを探すのがひと苦労で、大きいものでも５００グラム程度と例年の半分ほどの収穫量でした。朝掘りタケノコの直売所は、県道沿いの駐車場にあります。今年最初のタケノコは、約２０キロが収穫され１キロ、１，２００円の値がつけられました。真備のシルバー人材センターによる「朝掘りタケノコ」の直売所は、４月２９日まで水曜と日曜の午前８時から開かれる予定です。
