倉敷市玉島地区の新たな文化、スポーツ、コミュニティ活動の拠点施設玉島市民交流センターが完成し4月1日のオープンを前にきょう(30日)落成式が行われました。
玉島公民館、玉島武道館などの老朽化に伴って建設された玉島市民交流センターは、さまざまな機能を持った公共施設を集積した新たな都市再生計画の核となる施設です。地元関係者や市議会議員などおよそ150人が出席した落成式では、施設の建設に寄与した企業関係者などへ感謝状が贈られました。また、玉島信用金庫が寄贈した縦7、5メートル横14メートルのホールの緞帳「海の音、湊の歌」が披露されたあと、地元の小中学生たちと共にくす玉を割り、落成を祝いました。総事業費およそ24億円で整備した建物は、武道館やアリーナを擁する体育棟と360人収容のホールや公民館機能を持った地上2階建ての交流棟からなります。交流棟には、玉島ゆかりの池田遥邨と坂田一男の二人の画家を顕彰する記念室と玉島歴史民俗海洋資料室や良寛の間と名づけられた和室なども併設されています。玉島市民交流センターのオープンは、4月1日で4月中は、茶会や美術展など開館記念行事が予定されています。




