大原美術館では24日、ジュニア・アテンダント=接客係として活動する大学生まどが企画した一風変ったお「鼻」=顔の鼻ですが…お「鼻」見ツアーのワークショップが行われました。
大原美術館の正面玄関ではワークショップの参加者がお鼻見ツアーの受付を済ませました。大原美術館では将来、学芸員などを目指す大学生たちがジュニア・アテンダントとして登録し、春休みや夏休み期間中に自分たちで考えたワークショップを開いています。今回の「お鼻見」では美術館内の作品に描かれた人物の鼻に注目しながら館内を巡るツアーです。参加者たちはフールデルの「ヴェートーヴェン像」やドランの「イタリアの女」など作品の前で立ち止まって鼻を見学したり、鼻の形をスケッチしたりしました。ワークショップを企画した学生は狙いを次のように話します。このあと、参加者たちは粘土を使って気に入った鼻の形を造りました。こうした取り組みは大原美術館が力を入れる教育普及活動の一環としても位置づけられています。
大原美術館では今後も世界の名画が持つアートの素晴らしさを地域に伝えていきたいとしています。




