「倉敷市消防職員意見発表会」がこのほど、倉敷市消防局で開かれました。今回は、東日本大震災の発生を受け、防災に関する提言も、多く出されました。消防士たちが業務を通じて感じた、力強い訴えを、お聞きください。
意見発表したのは、20代から30代の消防士9人です。
最初に、東日本大震災で、消防の援助隊だけでなく、ボランティアとしても現地で活動を行った長田和貴さんは、消防士として抱えていた葛藤を語りました。園田耕平さんは、災害ボランティアの活動を通じて感じた、防災教育と訓練の重要性を訴えました。今年2月に発生したJX日鉱日石エネルギーの海底トンネル事故。当時現場に先着した堀慎一郎さんは、当時の状況を次のように振り返りました。また、最優秀賞に輝いた大島清貴さんは、救急活動の「心の会話」をテーマに、提言しました。審査した11人の消防局幹部は、若手職員による熱のこもった意見を、真剣な表情で聞いていました。




