日本最古の書物「古事記」が、編纂されて今年で1300年になります。「古事記」の神話の中には、かつて島だった児島一帯も登場することから、児島地区では、官民挙げて顕彰する取り組みが始まっています。
吉備の児島 古事記編纂1300年実行委員会は、児島商工会議所の呼びかけで、先月設立されました。古くは島だった児島は、古事記の冒頭 「国生みの神話」の中に登場しています。実行委員会の設立は、最古の歴史を広く伝えることで郷土愛を育むことが目的です。倉敷市内の有識者や倉敷市、地元のまちづくり団体の代表など17人で組織されています。きょうの実行委員会では、今後の事業計画が協議されました。その結果、JR児島駅前に古事記に登場したことを知らせる看板やモニュメントの設置、歴史講座や児島半島の霊場巡りなどを具体化させていくことを申し合わせました。




