東日本大震災の復興を祈るチャリティーコンサートが倉敷美観地区の倉敷物語館で開かれ、ハンガリーの作曲家が津波の犠牲者を追悼する曲を披露しました。
このチャリティーコンサートはハンガリーの作曲家、チャバ・ヴェドレシュさんなどが今月10日から全国十数カ所を巡回して行っているものです。会場にはヴァイオリニストの家田尭さんも訪れ、チャバさんの代表作などを作曲家自身のピアノ演奏とバイオリン伴奏で披露しました。コンサートの冒頭ではチャバさんが今回の来日にあわせて作曲した津波の犠牲者を追悼する新曲「シンサイ・ラメント」が演奏されました。訪れた人は震災を思い浮かべながら哀愁溢れ、時折、力強いチャバさんの演奏に聞き入っていました。なお、今回会場で集まった募金はAMDAを通じて被災地の支援に役立てられます。




