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東日本代震災一周忌追悼・復興祈願の巡礼と法要

東日本大震災1周年前日の10日、倉敷市内では、犠牲者の一周忌追悼と被災地の復興を祈願する倉敷八十八ヵ所霊場巡りと、倉敷・児島・真備仏教会合同の慰霊法要が行われました。

倉敷に春を呼ぶ倉敷八十八ヵ所霊場巡り。今年の春は、 東日本大震災一周忌追悼と被災地の復興祈願のために行われました。3月10日(土) 倉敷市阿知の観龍寺境内には、約100人の巡礼者が集まりました。倉敷八十八ヵ所霊場は、江戸時代後期に四国霊場に倣って整備されたものです。倉敷市の鶴形山から向山、新田地区を経て、JR倉敷駅南側を回るルートに一番から八十八番の札所が設けられています。昭和に入って参拝者が減り、一時は、衰退した巡礼でしたが、30年ほど前から始まった地道な復興活動により再び脚光を浴びるようになりました。最近では、3月と11月、年二回の巡礼が定着し、倉敷の春と秋の風物詩として親しまれています。今年の春も小学生から80代の高齢者まで100人あまりが参加しておよそ8キロの遍路道を歩きました。特に今回の巡礼では、一つ一つの札所に手を合わせながら震災復興への祈りを込めていました。同じ日の午後3時、倉敷市藤戸町の藤戸寺では、倉敷・児島・真備町と市内3つの仏教会合同による東日本大震災一周忌追悼法要が営まれました。真言宗、浄土宗、日蓮宗、浄土真宗、曹洞宗と、宗派の異なる32の寺院から45人の僧侶が参加して交代で読経しながら震災犠牲者の供養と復興への祈願を行いました。倉敷の仏教会では、震災直後から美観地区で托鉢を行い被災地へ義捐金を託したほか去年の8月16日には、盆の送り火に合わせて3つの仏教会合同で震災犠牲者の御霊を供養しました。今回の一周忌追悼法要も東日本大震災の犠牲者を供養したいという強い思いから実現しました。倉敷市内の仏教会では、今後も被災地支援活動や追悼法要を行うことにしています。

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  • 放送日:2012/03/14(水)
  • 担当者:中塚美佐子
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