子どもたちに災害から身を守る方法などを学んでもらう体験イベントが4日、倉敷みらい公園で開かれました。
このイベントは、災害から自分自身を守るための知恵を学ぶ場を子どもたちにも与えようと全労済岡山県本部の呼びかけで結成した組織「子ども防災ネットワークおかやま」が主催し、初めて開かれました。8つのコーナーで構成した展示体験ブース。こちらは、非常食の紹介コーナーです。おなじみのカンパンやクラッカーのほか、缶入りのパンもあります。最近は、消費者が価格より味を重視して選ぶ傾向があるそうです。防災グッズのコーナーでは、防災の心得が書かれた手ぬぐい、段ボールでできた簡易トイレ、折り畳み式ヘルメットなどが、紹介されました。大災害をきっかけに、このような新商品が増えているということです。こちらは、ペーパークラフトづくり。建物の耐震性を保つために必要な、筋交いの役割を、遊び感覚で学べます。実験コーナーにも、人気が集まりました。気圧がさがることで海面が盛り上がる高潮のメカニズム、湿った砂を揺らすことで、
液状化が起こる仕組みをわかりやすく解説しています。子どもたちが楽しく防災について学べるこの体験イベント。保護者の目から、どのように映っているのでしょうか。




