東日本大震災の発生からまもなく1年が経ちます。倉敷市では、子どもたちに災害から身を守る方法などを学んでもらう体験イベントが開かれました。
このイベントは、全労済岡山県本部の呼びかけで結成した「子ども防災ネットワークおかやま」が主催して、初めて開かれました。会場には、防災について考えたり体験したりすることができる8つのブースを展開。最新の防災グッズや、非常食を紹介するコーナーでは、多くの来場者が興味深く見入っていました。耐震性の強い建物の仕組みが学べるペーパークラフト作りや、高潮や液状化現象のメカニズムをひもとく実験コーナーもあり、子どもたちは楽しみながら、防災への意識を高めていました。主催した「子ども防災ネットワークおかやま」では、こうしたイベントを年1回開催するとともに、幼稚園などでの防災教育にも力を入れていくということです。




