総社市井尻野の高齢者アパートで施設の職員と利用者、消防が、合同消防訓練を行いました。
訓練は春の火災予防運動の一環で、高齢者アパート2階の一室からタバコの不始末で出火したとの想定で始まりました。火元を発見した職員が通報すると共に初期消火にあたりました。その後、施設の利用者を建物の外に誘導し安全確保をしたところで消防車両が到着。建物に残された人をはしご車やストレッチャーと呼ばれる担架を使って救出しました。訓練では実際の火災さながらに緊迫した状態が終始続き、施設の職員と消防は万が一の際の連携などを確認していました。訓練後、消防から「通報、避難、初期消火などがスムーズに行えた。訓練を契機に一層、防火意識を高めてほしい」と講評があり訓練参加者は万が一に備え、気持ちを引き締めていました。




