来年3月に宇野港に開業予定の温泉施設・瀬戸内温泉『たまの湯』の施設概要が、きのう発表されました。年間18万人の利用者を見込んでいて、市街地活性化の起爆剤として、期待が集まっています。
記者発表には、土地の所有者である宇野港土地の関係者が、出席しました。瀬戸内温泉『たまの湯』は、宇野港東の遊休地5・1㌶のうち、およそ8、200㎡を活用します。『昭和の懐かしい港町』をコンセプトに、敷地面積およそ2、500㎡、木造平屋建て一部二階建ての温泉施設を整備します。瀬戸内海に面して露天風呂を設け、多島美や 行き交う船のロケーションを楽しむことができるのが、特徴です。この温泉施設は、現在、国に申請中の玉野市中心市街地活性化基本計画の核施設の一つに位置づけられていて、総事業費はおよそ9億円、初年度は、18万人の利用者を見込んでいます。先月まで温泉の掘削工事が行われていて、湧き出した湯の泉質も、良好だという分析結果が、報告されています。さらに、この日の記者発表では、宇野港東の遊休地5・1㌶を今回の温泉施設を皮切りにホテル、住居、商業の4つのゾーンに分けて、28年度末までに整備を進めていくことを明らかにしました。




