玉野市議会は14日、全員協議会を開き、来年4月から始まる、玉野市総合計画・後期基本計画の素案について協議しました。
玉野市は平成19年度から始まり、10年間実施する玉野市総合計画・後期5年間の基本計画素案の見直しを進めてきました。先週(2月7日・火)、市民懇談会を終え、きょうは市側が基本計画の素案を 市議会に諮りました。基本計画素案についての市側の説明に対して、市議からは様々な厳しい意見が出されました。「人口予測では10年前の目標数値をそのまま使用している。これでは財政面での整合性がとれない」、「老朽化した市営住宅を計画的に整備しようという、はっきりとした記入がない。無責任だ」など、基本計画の詰めの甘さを指摘していました。その他、「協働のまちづくり」を掲げているが、行政・市民・NPOの役割分担がきちんとなされておらず、分かりにくいといった意見も出ていました。この日開かれた全員協議会を踏まえ、玉野市は3月中旬までに後期基本計画の内容をまとめる方針です。




