総社市はきょう、ユニチカ跡地への誘致が決まった食料品製造業のシノブフーズと立地協定を結び、調印式を行いました。
式にはシノブフーズの上田 往紀 取締役などが出席し、片岡聡一総社市長と共に協定書に調印しました。シノブフーズは大阪が本社の、弁当やおにぎりなどの製造を行う企業です。平成4年から倉敷市の工場で操業していましたが、業務拡大に伴ってより広い土地への工場の移転先を探していました。新しく出来る工場は24時間体制で弁当などの製造を行う計画で180人の従業員のうち、半数程度を新たに雇用します。シノブフーズでは現在、県内の飲食販売店などにおよそ10万食の惣菜などを卸しており、新しい総社事業所では今の1.5倍を製造する見込みです。ユニチカ跡地には小売業の大黒天物産の誘致も決まっていて、永年の懸案になっていた跡地利用問題に一定のめどが立ちました。シノブフーズの総社事業所は今年の4月から着工し、来年の1月に操業予定です。




