障がい者福祉に関する知識と理解を深めるイベント「第7回くらしきフォーラム」が11日、早島町町民総合会館「ゆるびの舎」で開かれました。
このフォーラムは、倉敷市と早島町の障がい者福祉機関などで組織する倉敷地域自立支援協議会が主催し、およそ400人が参加しました。今回は、人気漫画「だいすき!ゆずの子育て日記」の作者、愛本みずほさんを招き、対談を展開しました。この漫画は、知的障がいのある主人公「ゆず」が、結婚、出産を経て、女手ひとつで子育てに奮闘する姿を描いています。愛本さんは、障がい者との接し方について、「障がいがあるという先入観があると、余計な壁になって相手としゃべれない」と説明。「障がいがあったらできないという事柄について、健常者と何が違ってだめなのか、疑問を抱きながら書き続けてきた」と、7年間の執筆活動を振り返りました。イベントでは、基調講演やシンポジウムのほか、福祉事業所で障がい者が作った雑貨やお菓子なども販売され、多くの人が買い求めていました




