倉敷市民の文芸活動の振興と発展を目的に実施している倉敷市民文学賞の表彰式が倉敷市芸文館で行われました。
今年で15回目を迎えた倉敷市民文学賞は、新市発足30周年を記念して平成9年から始まりました。小説や随筆、童話など7部門に過去最多となる585人から1089点の作品が寄せられました。審査の結果、7部門で大賞作品に10人が選ばれ、表彰状が贈られました。大賞受賞者のうち、倉敷天城高校1年の高矢航志くんは、童話で大賞を受賞したほか、小説でも優秀賞を獲得しています。今年は高齢者の応募が多く、90歳代も2人が作品を応募しています。また、市内30校の小中学生からも応募がありました。そのうち54人が小説部門に応募し、「物語を書きたい」という子どもたちの文芸活動への意欲の高さが今後に期待されています。童話を除く入賞70作品は、「文芸くらしき」第15号に掲載されることになっています。また、童話の入選作品は、「くらしき童話」第39集に掲載されます。




