障がい者千人雇用を目指す総社市で、新たに5人の障がい者を雇用した施設「のぞみ」がオープンしました。ラスクやクッキーなどを生産します。
総社市井出にオープンした雇用型障がい者施設「のぞみ」は、市内では2ヵ所目の就労継続支援A型事業所になります。A型事業所は、施設で働く障がい者と雇用契約を結び、原則として県の定める最低賃金が補償されます。開所式では、片岡聡一市長や、施設関係者などが出席して、テープカットで祝いました。「のぞみ」では、社会参画を目指す障がいのある人たちが、月曜から土曜までそれぞれ4時間ほどの就労で、ラスクやクッキー作りなどを行います。施設は、去年12月に開設したものの、働き手が不足していたもので、先月26日に市内で開催された障がい者向けの就職面接会で、新たに5人を採用したことで、本格的に作業を始める体制が整い、このたび、正式オープンとなりました。施設で出来た洋菓子は、現在、JA岡山西山手直売所で販売されていて、3月からは、天満屋ハピータウンリブ総社店でも販売される予定です。




