KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

総社市は臨時市議会を開き、ユニチカ跡地に食品関連企業２社を誘致する議案を上程し、可決しました。


可決された議案は、ユニチカ跡地に、大阪市に本社を置くシノブフーズと倉敷市に本社を置く大黒天物産を誘致する内容です。総社市ではユニチカから譲りうけた総社市中原の土地に対し、現在までのところ、大阪富士工業を誘致していました。残りの土地についても少なくとも４社から引き合いがありましたが、総社市では景気動向に左右されにくく、雇用確保につながる食品関連に業種を絞り、誘致を進めてきました。臨時市議会では今回、誘致するシノブフーズに、ユニチカ跡地のうち、８７６０平方メートルを１億５９００万円で、また、大黒天物産には、１万１９７９平方メートルを１億９２００万円で売却することが決まりました。土地の引渡しは、今年度中に行われる予定です。このほか、きょうの臨時市議会では、神在幼稚園で園児が負傷する事故に関し、損害賠償を支払うことが可決されました。この議案の審議において、桒田交三教育長は「各幼稚園・小学校・中学校へ向けての事故防止マニュアルの見直しと、できるだけ早い時期に２つの幼稚園を受け持つ兼務園長の人数を減らし、１つの幼稚園を受け持つ専任園長を増やしていきたい」と再発防止と教育現場の拡充について意欲を語りました。