玉野市の宇野八幡宮で5日、地元住民が七福神に扮して豆をまく「節分祭」が行われ、多くの人が福を授かりました。
節分祭は、宇野八幡宮の総代会が企画して、今年で6回目を迎えました。秋祭りでの仮装行列で、七福神が好評だったのを受けて、考え付いたそうです。こちらは、この祭りの主役となる七福神の面々です。弁財天、毘沙門天などに扮したのは、この地域に住む男女10人。手作りの衣装ですが、なかなか本格的です。いよいよ、豆まきのスタートです「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、用意した1200袋の福豆や、大量のお菓子、パン、もちが、次々とまかれました。この神社では、幼児、小学生、高齢者と、世代を分けて豆まきをします。けがの防止と、まんべんなく福を授かってもらうのが狙いです。最後は、集まったおよそ300人全員で、福豆の争奪戦です。参拝客は、懸命に手を伸ばしたくさんの福を手にしていました。今年も、家族連れが目立った節分祭。この祭りは、神社を中心に、地域住民との絆を深める役割も果たしています。




