倉敷市水道事業経営審議会が開かれ、基本料金について、将来的に見直す必要があることが、報告されました。
今年度2回目の審議会には、委員8人が出席。今回は、平成22年度決算について、説明しました。水道事業の収支は、純利益が前年度から32・3%減少。1立方メートルあたりの水販売単価は、8・14円の原価割れとなっています。また、基本料金について、使用量が1ヵ月10立方メートル以内とする基準を変更すべきという声が、市民から上がっており、水道局では、近く基準と料金設定を見直す必要があるとの考えを示しました。委員からは、「高齢化や節水意識の高まりで水利用が減少する中、どうやって収入を増加させるのか」などの意見が出されました。倉敷市の水道料金は、平成15年1月に値上げしてから据え置いていますが、岡山県内で最も安い料金となっています。次回の審議会は、8月ごろに開催する予定です。




