玉野市が、今年7月からの試験運行を目指す「新公共交通」の市民説明会が、きょうからスタートしました。
玉野市では、新たに予約制乗合タクシーを導入し既存のコミュニティバス「シーバス」の路線を再編する、新しい公共交通システムの導入に向け、準備しています。荘内市民センターで開かれた説明会には、地域住民18人が集まり、事務局が、新システムの運賃やダイヤ、利用方法について、スライドを使って説明しました。荘内地区では、既存のシーバス運行を取りやめ、新たに乗り合いタクシーを導入。ジャンボタクシーとセダン型タクシーの2台で運行し、JRやシーバスにも接続する計画です。出席した住民は、「帰りの便の予約方法はどうすればいいのか」「乗客が一人だけでも運行するのか」など、積極的に質問していました。玉野市では、23日までに、市内15ヵ所で新公共交通の説明を行う予定です。また、説明会で出された意見を、7月からの試験運行に反映することにしています。




