きょう(2日)は一日厳しい寒さとなりましたが、玉野市荘内地区では、「荘内味噌」の仕込み作業がピークを迎えています。作り手の高齢化で、製造は今年限りとなりますが、メンバーは、今年も丹精して味噌作りに励んでいます。
荘内味噌は、JA岡山女性部玉野支部のメンバーにより、1990年ごろから作られています。荘内地区の米と大豆を使った無添加の味噌で何度も買い求める住民も多く、自前の米と大豆で作ってもらう人もいるそうです。味噌の仕込みは12月から始まり、連日10人ほどで行っています。和気あいあいの雰囲気の中、大豆を蒸したり、米と大豆を混ぜ込んだり、手際よく味噌作りを進めます。およそ20年間作り続けてきましたが、メンバーの高齢化が進み、重労働が困難となったため、今年の仕込みを最後に味噌作りを終えることにしました。味噌の仕込みは3月まで続き、秋には最後の味噌が、深山公園の農水産物直売所などに並ぶ予定です。




