倉敷市合唱連盟加盟の合唱団が、一堂に集まって発表する倉敷合唱フェスティバルが倉敷市芸文館で開かれました。
ステージには順番に14団体およそ300人が登場し、揃いの衣装で美しいハーモニーを響かせました。倉敷市合唱連盟では毎年この催しを開いており今年は東日本大震災の復興の願いを込めて「祈り」をテーマに開催。宗教音楽やミサ曲も演目に取り入れられました。出演した団体はそれぞれに息のあった曲を披露し日頃の練習の成果を発表しました。
倉敷市合唱連盟の歴史を紐解くと、昭和30年代後半からの高度成長期に、水島のコンビナート企業内にたくさんあった合唱団がまとまって活動するために結成されました。しかし、時代が移り、企業の様々な合理化施策によりこうした合唱団は徐々に姿を消し現在残ったメンバーも高齢化の波が押し寄せています。
それぞれの合唱団では新規団員を募集していますのでお気軽にお問い合わせください。また、倉敷合唱フェスティバルの模様は2月11日(土)の午後1時からKCTデジタル11chで放送いたします。




