県立倉敷工業高校ファッション技術科の生徒が、実習で加工した羊毛のひざ掛けを倉敷市の老人保健施設の利用者へ贈りました。
「倉敷藤戸荘」を訪れた倉工ファッション技術科の3年生、6人は、「ぜひ使ってくださいね」と手織実習で製作した羊毛の膝掛けを利用者の代表一人ひとりに手渡しました。羊毛は、倉敷藤戸荘で飼育している羊から刈り取ったものです。去年5月に刈り取った毛をタマネギの皮やリンゴの葉などの植物染料で染色して紡ぎ、半年から8ヵ月をかけて色とりどりの膝掛に織り上げました。羊毛の膝掛けをプレゼントされた利用者は、うれしそうにお礼を述べていました。




