エリア内の12月恒例の風景を切り取りお伝えする、「師走の風景」。最終回のきょうは玉野市胸上地区で行われている「ノリ漁」の様子をご紹介します。
ノリを見せる次々と収穫されるノリ。胸上地区は県内最大の養殖ノリの産地で、主に11月下旬から3月にかけて収穫します。玉野市胸上漁業組合の国屋一吉さんです。この日も朝から収穫のため、海に出ています。この日収穫したノリは加工場へ持ち帰り、一枚ずつ市販用の海苔へと仕上げていきます。海苔は多い日にはおよそ5万枚が作られます。ピークになるとこの加工場も24時間体制で稼働しているそうです。胸上の海苔は栄養分をふんだんに含んでいて濃い味が特徴です。国屋さんの忙しい日々はまだ始まったばかり。ノリ漁は寒さが一段と増すこれからが最盛期です。




