倉敷市内のお寺では、住職が、来年の辰年に向けて、土ひねりで干支の置物づくりに励んでいます。
毎日のお勤めの傍ら、龍の置物をつくっているのは、倉敷市中島にある高蔵寺の住職天野高雄さんです。龍の置物は、両手で包み込める手のひらサイズの大きさで、目を閉じて、合掌している優しさに溢れる雰囲気が、特徴です。天野さんは、15年ほど前から仏の世界を表現するため、土ひねりで仏様をつくっていて、干支の置物は、3年前から手がけています。今年は、日本を揺るがす大震災があった年、天野さんは、特別な思いを持って、励んでいます。製作するのは、およそ500体、天野さんは歳の瀬まで、土と向き合う日々が続きます。なお、置物の売り上げの一部は、東北の被災地へ届けられることになっています。この話題は、来週26日のKCTワイドでも詳しくお伝えします。




