現在、倉敷市真備町で行われているイベント「巡・金田一耕助の小径」の一環で、「犬神家の一族」に登場する「スケキヨ」をモチーフにした弁当の試作品づくりが行われました。
弁当づくりは、イベントの実行委員会から依頼を受け、くらしき作陽大学 食文化学部の教授と学生が、10月末から準備を進めてきました。弁当に使う食材は、真備町のタケノコや連島のレンコンなど、備中地域の産品を盛り込んでいます。出来上がった弁当は、横溝正史が好んでいた山菜おこわをメインに、2段重ねです。卵と海苔でスケキヨの顔を作ったり、シャコや手羽先で映画「犬神家の一族」の波立つ水面から突き出た足のシーンを現すなど、見た目のインパクトにこだわっています。制作後は、早速、実行委員などが集まり、試食しました。弁当は、今後改良を重ね、12月28日の横溝正史の命日に合わせて、疎開宅で試食会をする予定です。




