総社市の鬼ノ城で今年発掘した調査現場の公開が始まりました。
岡山県古代吉備文化財センターは平成18年から毎年発掘調査の結果を一般に公開しています。およそ40人が参加し発掘された現場を調査に当たった職員から説明を受けながらまわっていきました。今年発掘し、公開しているのは堤防として利用されたとされる石垣と人が生活し火を使ったと思われる跡です。こちらは堤防として利用された所です。この堤防は左上側が当時ため池になっていて水の確保と城を囲む城壁の侵食を防ぐため作られたとされています。堤防の石垣は下側に小さい石を積み上げ上に大きな石材を乗せているのが特徴です。その他、土を掘って火を使っていた痕跡などを参加者は興味深そうに見入っていました。鬼ノ城城内調査の公開は来月4日(日)まで毎日、午前10時30分と午後2時から2回行われています。




