新聞を用いて学習するNIEの実践校の指定を受けている倉敷市立真備東中学校で公開研究会が開かれました。
NIEとは、ニュースペーパー・イン・エデュケーションの頭文字で、教育に新聞を活用する取り組みのことです。県内では、1997年から学校と新聞社などが「岡山県NIE推進協議会」を作り、小中高校、それに大学も含めて実践指定校を認定してNIEの普及を図っています。2年前から指定校となった真備東中学校では、新聞の記事を全校で読む朝の読書や全学年で新聞を使って学ぶ「作文の時間」を毎月1回設けています。公開授業は、11クラスで行われ、1年A組では、10月22日に開かれた真備町でのイベント「1000人の金田一耕助」の記事を取り上げ、朝日、読売、山陽の3つの新聞で記事の内容を読み比べ、記者の着眼点について考えました。また、英語の授業では、英字新聞の記事を5W1Hに気をつけながら日本語に訳す学習をしました。NIE公開研究会では、この後、研究協議を行い学校教育における新聞活用のあり方を考えました。




