FМくらしきなどで放送する防災をテーマにしたドラマ制作のワークショップが行われました。スタジオ収録を目前に控え、参加している各団体のシナリオが形となってきました。
ラジオドラマの制作は東日本大震災への復興支援について考えるNPO法人「DONATIONくらしき」の呼びかけで始まったものです。制作には真備地区の町づくり団体や味野中学校演劇部、中庄小学校児童会など5団体が参加しています。この日は各団体が考えてきたシナリオを発表しました。自宅が高潮被害で床下浸水し、更に停電して災害情報が全く入ってこないという設定や、東日本大震災が発生した直後に被災地へ送る救援物資は一体何が必要なのかについて考えるという設定など、団体によって様々です。発表が終わると参加者全員でそれぞれのシナリオについて意見交換し、まとめていきました。「団体ごとではなく、参加者全員で全ての作品を良くしていく」そんな気持ちが感じられるワークショップとなりました。全員で力を合わせて作り上げるシナリオは、これからさらに内容を詰めていきます。次回のワークショップは今月末に開き、いよいよ実際にスタジオで収録を行うことになっています。完成したドラマはFMくらしきと倉敷市役所のホームページを通じて12月ごろに放送される予定です。




