障がい者千人雇用を進める総社市は、倉敷平成病院を運営する医療法人全仁会と障がい者雇用の推進の協定を結び、きょう(31日)調印式が行われました。
調印式には総社市の片岡聡一市長と全仁会の高尾聡一郎副理事長が出席。
互いに協定書に調印しました。総社市は今年5月に障がい者を5年間で千人雇用するための専門委員会を発足させ、実現に向けて検討してきました。
その中で障がい者雇用に前向きな事業所を確保することが課題に挙げられ、今回の協定締結が実現しました。総社市が市外の団体と協定を結ぶのは今回が初めてです。片岡総社市長は「行政区域を飛び越えて雇用の場を確保していかなければ雇用は進んでいかない」と挨拶し今回の協定締結が今後の大きな布石になることに期待を寄せました。
全仁会では高齢者介護ヘルパーの補助員として近いうちに数人の障がい者を雇用する見通しです。




