倉敷駅前商店街を大型の写真で彩る「倉敷フォトミュラル」がきょうから始まりました。
商店街のアーケードには最大で横3.7メートル縦2.9メートルに引き伸ばされた布プリントが吊るされました。今年のテーマは「風」。緩やかな空気の流れや、風になびく風景を捉えた作品が買い物客などの目を引いていました。倉敷フォトミュラルは中心市街地の活性化を狙いに岡山県立大学など産・官・学が連携して2004年にスタート。写真評論家の飯沢耕太郎さんがディレクターを務め、作品を公募、選考し展示します。今年は県内外の写真愛好家232人から1101点の応募があり57点が入賞、展示されました。倉敷フォトミュラルの当初の計画では2013年が最終年となり、過去の受賞作品を全て集めて総合展示する予定で、作品公募は来年が最後になる見通しです。商店街アーケードへの作品展示は11月30日(水)まで行われます。




