若手の美術作家7人が、展示会を超えたコミュニティーの場をつくり出そうという試みが、倉敷市の阿智神社境内にある古民家を舞台に始まりました。
「クリエイターズ・ラウンジ」と名付けたこのイベントは、倉敷市に住む彫刻家片山康之さんが、若手美術作家たちに呼びかけて開いたものです。
阿智神社の境内にある古民家である斎館を会場に7人の作家たちが、取り組んでいる作品が展示されています。小田聖子さんは、金属による手工芸品の数々を畳敷きの民家にマッチするように展示しています。片山さんは彫刻やオブジェから離れ、映像作品で表現の世界を広げています。画家の上西竜二さんは、写実による女性美を追究した油絵など3点を出品。ひときわ異彩を放っていました。作品展示は10日まで行われますが、きょう(8日)とあす(10日)の夕方からは、会場を作家たちと来場者が自由に語り合う場=ラウンジにするそうです。




