玉野市和田の生涯学習センター「ミネルバ」と玉野市立備南高校の文化祭がはじまりました。
ミネルバでは、英会話や絵画など12の講座でおよそ400人の講座生が活動しています。文化祭は講座生たちの日頃の活動の成果を発表する場として5年前から開かれています。今年は6つのサークルが作品展示、7つのサークルがステージ発表を行います。このうちきょうからはじまった展示の部では、パステル画や俳句など講座生たちの自慢の作品が並んでいます。こちらのコーナーは、フラワーアレンジメントの講座生たちの作品です。なかでも一際目をひくのはプリザーブドフラワーという技法で作られたもので、花を美しい姿のままで長時間保存することが出来るように専用の溶液を用いて加工しています。このほか会場には、地域の人が渋川海岸に流れ着いた流木を花器として仕上げた作品など、講座生以外の作品も並んでいます。ミネルバの講座生たちによる文化祭は8日(土)まで開かれていて、8日はハワイアンダンスやオカリナ演奏などのステージ発表が行われます。一方、ミネルバに隣接している玉野市立玉野備南高校でも文化祭が行われ、生徒たちが実習で制作した作品が展示されています。こちらは、総合技術科の3年生が今年6月に三重県鈴鹿サーキットで開かれたエコレースに出場し、実際に走行したバイクです。1リットルのガソリンで何キロ走れるかを競うレースで、65キロを走行し、見事完走しました。このほか、1年生が機械を使わず、ヤスリで削って仕上げた文鎮など生徒たちが日頃の実習の成果を展示しています。玉野備南高校の文化祭は7日(金)まで開かれています。




