玉野市議会9月定例会は20日、9月初旬玉野市に大きな被害をもたらした台風12号の被災者への減税などを盛り込んだ条例や、一般会計補正予算案など、10議案を可決し、閉会しました。
台風12号の被災者のために追加・可決された議案は予算と条例の合わせて4件です。玉野市では床上浸水の被害にあった家庭に一律3万円の災害見舞金を支給します。条例では市民税や、国民健康保険料、介護保険料を減免することになりました。それぞれの軽減や免除の割合は次の通りです。前年の所得が年収500万円以下で家屋が全壊した場合は全て免除、床上浸水又は半壊の場合は2分の1を軽減。年収750万円以下で家屋が全壊の場合は2分に1軽減。床上浸水または半壊の場合は4分の1軽減などとなっています。黒田晋市長は、「災害により不便な生活を強いられている被災者の負担を軽減し、1日でも早く元の生活に戻れるよう支援していきたい」と述べました。その他、11億4千90万円の一般会計補正予算案を含む6議案が可決されました。




