岡山県の無形民俗文化財に指定されている倉敷市児島、鴻八幡宮祭りばやし保存会の設立45周年を記念した式典が倉敷市立琴浦西小学校で開かれました。
鴻八幡宮の祭りばやしは「しゃぎり」と呼ばれ、10月の例大祭でだんじりの曳航に合わせて演奏されるお囃子です。式典には 石井正弘岡山県知事など地元自治体の代表者や祭りばやしの保存に携わってきた 関係者、地元の子どもたちなど650人が出席しました。保存会の洲脇泰雄会長は「45年前と今では 様子が変わってきたが、地域の期待に応えるためにこのスタイルでの保存を伝えていきたい。」と抱負を述べました。式典では 鴻八幡宮のお祭りを撮影し続けてきた児島下の町の三村啓介さんのビデオ作品が上映され、祭りばやしの伝統を受け継いできた人々の姿が映し出されました。式典の後、祭りばやしの発表会が行われ、15地区の子どもたちが日頃の練習の成果を披露しました。




