版画愛好グループ「倉敷版の会」の作品展が13日から倉敷市立美術館で始まりました。
「倉敷 版(はん)の会」は、倉敷市の洋画家三宅幹一郎さんが指導する倉敷市立美術館の版画講座の卒業生22人で結成された版画愛好グループです。今回で、10回目を数える作品展では、代表の田中良治さんをはじめ16人の会員が48点を出展しています。会場には、銅の板に、腐食剤でへこませた部分にインクを詰めて印刷する銅版画をはじめ、水と油の反発作用を利用して平面にインクを置いて刷るリトグラフなどの技法を用いた版画作品がずらりと並びました。いずれも、自由な発想による個性的な作品ばかりで、訪れた人の目を楽しませています。版画愛好グループ「倉敷版の会」の作品展は、19日(月)まで倉敷市立美術館1階第一展示室で開かれています。




