東日本大震災の被災地に手作りベンチを送ろうと、水島工業高校などで製作が行われました。
手作りベンチを被災地に送る企画は、倉敷社会福祉協議会が、岩手県遠野市のボランティア支援ネットワークからの提案を受けて 県内5つの工業高校に製作を依頼して進められました。被災地では仮設住宅が建設されたものの、隣人が見ず知らずの家族という場合も多いとのことで、ベンチは住民同志のコミュニケーションと安らぎを与えるものになってくれれば、との思いが込められています。水島工業高校では、計画された100脚のうち、25脚のパーツ作りが割り当てられ、週末から建築科の生徒7人が取り組みまた。生徒たちは 授業で身に付けた技術を活かして作業に当たっていました。出来あっがたパーツは 今週中に被災地に送られ、その後、現地で完成させることになっています。ベンチは完成すると長さ1メートル、高さ42センチとなり、仮設住宅の広場などに設置されることになっています。




