倉敷市立自然史博物館友の会などは絶滅危惧植物となっている「ツメレンゲ」を保護する活動を行いました。
ツメレンゲは日当たりが良く乾燥した崖や屋根の上に生育する植物です。倉敷市内では美観地区などの古い本瓦ぶきの建物の屋根などで見ることができます。最近では古い建物の改修や建て替えに伴い、目にする機会が少なくなってきています。今日は、倉敷市内外からおよそ10人が参加。参加者らが、今年7月初旬に美観地区の改修前の古い家屋で採集したツメレンゲおよそ300株をしげい病院屋上に移し花壇へ丁寧に植え付けていきました。移植されたツメレンゲは今月下旬には白い小さな花を咲かせ、11月下旬まで見頃だということです。




