台風12号で被害を受けた倉敷市郷内地区を石井正弘岡山県知事がきのう(5日)視察し、「県内の中で最も力を入れて復旧していく」と約束しました。
倉敷市郷内地区を訪れた石井知事は土砂災害の現場を見て回りました。
郷内小学校は裏山が崩れ、教室に土砂が流れ込むなど大きな被害をうけています。石井知事は、倉敷市の伊東香織市長などから臨時休校せざるを得ない状況や復旧作業について説明を受けていました。このほか、家屋が全壊した場所や土砂が流れ出た地域も視察し、早期の復旧に向け国・県・市が連携してくことを約束していました。また、きょう(6日)、倉敷市教育委員会は、郷内小学校の授業についてあす7日も臨時休業とし、8日から再開すると発表しました。校舎の中でも被害が大きく教室が使えない2年生については、郷内中学校の教室を使用します。しかし、学校内にある給食調理場の使用が困難なため、給食はパンや牛乳、デザートだけで当面の授業は午前中のみ、給食後に一斉下校となるということです。




