倉敷市酒津の児島虎次郎の旧アトリエで絵画制作に取り組んでいた若手作家花澤 武夫さんの作品が、大原美術館で展示されています。
大原美術館は、アーティストに制作と発表の場を提供し、創作活動を支援する「アーティスト・イン・レジデンス」を行っています。
7回目となる今回は、東京都の若手作家花澤 武夫さんを招きました。花澤さんは6月から3カ月間、倉敷市酒津にある洋画家・児島虎次郎の旧アトリエ「無為村荘」で2点の大作を仕上げました。
こちらの作品は、エルグレコの「トレド風景」をベースに白壁の町並みなど、花澤さんが倉敷を巡って心に残ったものを描いています。
また、こちらの大作は、宗教画「聖アントワーヌの誘惑」を現代風にアレンジして仕上げたもので、映画のキャラクターなどを修行中の聖人や悪魔として描いています。花澤 武夫さんの作品公開は、11月1日まで大原美術館で行われています。




