9月3日に岡山県を直撃した台風12号は、大きな被害を及ぼしました。
台風12号は3日午後6時ごろ倉敷市に上陸。ゆっくりとした速度で北上し、床下・床上浸水のほか土砂崩れなども引き起こしました。倉敷市が発表した被害状況のまとめによると5日午後4時現在、児島地区で1棟が全壊したほか21棟が半壊・または一部損壊、床上浸水は、倉敷・児島・玉島・水島で229件、床下浸水は庄地区を除く倉敷市全域で3376件となっています。浸水被害としては水島地区が特にひどく、床上・床下あわせて2200件が報告されています。土砂崩れに関しては児島地区で43件が報告され、人的被害では倉敷市児島地区で70代の男性が骨折するなど4人がケガをしています。続いて、総社市の被害状況のまとめです。5日午後4時現在、家屋の損壊は報告されていませんが、床上浸水が6件、床下浸水が47件、土砂崩れ1件が報告されています。玉野市の被害状況のまとめです。5日午後4時現在、玉野市田井地区で床上浸水が61件、床下浸水が72件、報告されています。




