児童に本格的な舞台芸術に触れてもらおうという、文化芸術体験事業が、玉野市立鉾立小学校で行われました。
事業は、子どもたちに一流の舞台芸術を見てもらい、将来の芸術家の育成や芸術鑑賞能力の向上にと、文化庁などが毎年、全国の小中学校で開催しています。全国でも今年度初めての開催となった、鉾立小学校の体育館には、児童や保護者など、およそ100人が集まり、東京のオペラ団体「アーツ・カンパニー」の団員が演じる歌劇「カルメン」を鑑賞しました。生演奏の音楽と照明で彩られた迫力あふれるオペラを、児童たちは真剣な眼差しで見入っていました。また、この事業では、舞台鑑賞だけにとどまらず、児童とのワークショップも行っていて、6年生児童が村人役で舞台に出演しました。学校では、今年6月に劇団から指導者を招いて練習を行っていてステージに立った児童たちは、プロのキャストに混じって、緊張した面持ちながらも堂々とした演技を見せていました。




