大型で強い台風12号は、2日午後3時現在、四国の南の海上にあり、ゆっくりとした速度で北上しています。
あす3日の昼前ごろに岡山県に最接近し、上陸する恐れもあると見られており、岡山地方気象台は河川の氾濫や沿岸部の高潮、土砂災害に警戒を呼びかけています。
大型で強い台風12号はあす3日の午前9時から昼にかけて岡山県に最接近する見込みで、そのまま上陸する恐れもあります。岡山県を台風の中心が通過するのは1997年の19号台風以来14年ぶりとなりそうです。玉野市八浜の大塚智健さんのナシ畑では、出荷を来週に控えており風除けのネットを張る作業に追われていました。作業をして岡山地方気象台によると岡山県は3日の未明から暴風域に入り、雨、風ともに強まります。予想雨量は3日の正午までに多いところで200ミリと予想されています。また、最大風速は陸上で20m、海上で25mの予想です。河川の氾濫や沿岸部の高潮、低い土地の浸水、土砂災害には十分な警戒が必要です。




