地域社会の発展に貢献した個人を表彰する、第44回岡山県三木記念賞の授賞式が、岡山市の岡山衛生会館で行われ、倉敷市から二人が受賞しました。
倉敷市粒江のガラス工芸家・小谷眞三さんと、倉敷市幸町の元県医師会長・永山克巳さんが選ばれ、石井正弘県知事から表彰を受けました。「倉敷ガラス」の創始者の小谷さんは、その独特の造形美が国内外で高く評価されています。1996年から2004年までは、倉敷芸術科学大学の教授を務め、地域芸術の発展に大きく貢献したことも、今回の受賞につながりました。永山さんは大阪大学医学部を卒業後、永山医院を開業し地域医療の充実に努めました。1976年からは24年間県医師会役員や会長を歴任し、成人病予防や、へき地医療の充実に携わりました。今年の三木記念賞には、新見公立大学学長の難波正義さんも選ばれ、個人は3人が受賞しています。また、団体としては県少年少女合唱連盟など、2団体が受賞しています。




