「防災の日」の1日、倉敷警察署では初めてとなる、大地震を想定した防災訓練が行われました。
訓練は四国沖が震源のマグニチュード8・6の南海地震が発生した、との想定で行われました。倉敷署の50人に、非常命令が出されると、速やかに情報収集・伝達方法の確認を行っていきました。大地震の発生時には道路の損壊や、停電に伴い信号機が使えなくなるため、道路交通が大きく混乱する恐れがあります。信号交差点では手信号での整理・誘導を行ったほか、発電機による信号の復旧作業手順を確認していきました。また、緊急通行車両の届出申請受付や標章交付についても方法をチェックしていきました。警備本部が開設された地域課には、被災現場として想定した病院などの市内4ヶ所から、メール送信により現場画像送られ、被災情報集約の確認作業が行われました。訓練に参加した警察署員は、真剣な面持ちで大地震発生時の動きをチェックし、災害に対しての心構えを強めていました。




